俣野別邸庭園公式サイト

秋のボリュームアップの写真

更新日:2017.09.26秋のボリュームアップ

更新日:2017.09.26

秋のボリュームアップ

夏の頃は花が少なくて緑を満喫できる庭園でしたが、秋の暦が進むのにつれて鮮やかな色が増えつつあります。
ヒガンバナはやはり彼岸の中日の頃をピークに咲いているようです。

DSCF1765_R.jpgヒガンバナ

アザミの多くは秋に咲くのだそうです。

DSCF1832_R.jpgタイアザミ

地味なところではチャノキの花が咲いています。

DSCF1822_R.jpgチャノキ

広く咲き誇っているのはマルバフジバカマです。庭園内の至る所で草むらに白い飾りつけをしたようになっています。

DSCF1630_R.jpgマルバフジバカマ
DSCF1886_R.jpgマルバフジバカマとスジグロチョウ

内苑と外苑を結ぶ階段の横に大きな花を咲かせているのはフヨウです。

DSCF1879_R.jpgフヨウの花はみんな西の方を向いています

あじさい園の辺りではタイワンホトトギスが次々と花を開いています。

DSCF1837_R.jpgタイワンホトトギス

クサギは白く可憐な花を咲かせてチョウを誘います。

DSCF1896_R.jpgクサギとナガサキアゲハ

同じクサギのなかまのボタンクサギは休憩棟の前に咲いています。

DSCF1726_R.jpgボタンクサギ

日に日に漂わせる香りを増やしているのはキンモクセイです。

DSCF1898_R.jpgキンモクセイ

実りの秋も色づいてアピールしています。
階段の横のフヨウの近くではハナミズキが紅葉をはじめており、実もずいぶん赤くなりました。

DSCF1882_R.jpgハナミズキ
DSCF1884_R.jpgハナミズキの実

四季の花苑ではしばらく輝いていたハマナスの実がしぼんできたのと入れ替わりに赤い実が増えました。

DSCF1820_R.jpgウメモドキ
DSCF1823_R.jpgガマズミ

正門の近くではオトコヨウゾメに赤い実がなっています。

DSCF1852_R.jpgオトコヨウゾメ

花や実を探索しているとたいがい虫に出会います。
ナワシログミやホソバヒイラギナンテンの花にはいろいろな虫が集まってきます。

DSCF1767_R.jpgイチモンジセセリ
DSCF1800_R.jpgクマバチ
DSCF1771_R.jpgDSCF1812_R.jpgホシホウジャク(スズメガ)は止まっていると最新鋭の航空機のようなスタイルで地味な色ですが

飛んでいると鮮やかな黄色の模様が見えます

ホソバヒイラギナンテンのつぶつぶのつぼみや花はスズメバチの好物です。俣野別邸の近くにはこの時季に見られるオスのオオスズメバチがいました。

DSCF1869_R.jpgオオスズメバチ。オスには毒針がありません。

内玄関にはトゲナナフシが来ていました。立派に育ったものです。

DSCF1862_R.jpgトゲナナフシ

9月もそろそろ終わりですが、コクワガタのメスが昼から動いていました。

DSCF1890_R.jpgコクワガタ

俣野別邸から富士山の山頂が真西に見えるので、秋分の日の前後で太陽が山頂の火口に沈むような情景が見られるはずだったのですが、富士山は毎日雲の中でさっぱり姿を見せません。次は春分の頃に期待します。

DSCF1596_R.jpg

[桐]