更新日:2018.01.09冬の庭園
更新日:2018.01.09
冬の庭園
本年もよろしくお願い申し上げます。
正月を過ぎて庭園は紅葉も散り冬の装いとなりました。
西の空が晴れている日は富士山がきれいに見えます。
春から秋までと冬では明らかに富士山の見える日数が異なります。冬は毎日のように雲や雪の衣装替えを頻繁にする富士山が見えています。
冬というと枯れ枝ばかりの寂しいイメージが先行しますが、
庭園を歩くと紅葉推しだった秋とくらべてむしろ花が目立つことに気づきます。
庭園は落葉樹や開けた場所が多いので、晴れた日中に散策すると思いのほか暖かく感じます。河岸段丘の傾斜地は歩いているとアップダウンもあるのでほどほどに運動にもなります。精神的にも肉体的にもとても健康的な庭園です。
外苑の「憩いの小庭」ではソシンロウバイが咲き始めました。
街中ではスイセンがたくさん咲いていますが、俣野別邸庭園でも園内の様々な場所にスイセンが植えてあります。
庭園が日中暖かいせいか、例年はもっと暖かい時季に咲くユキヤナギがチラチラと開花しています。
冬の景色はいろいろ。
葉が落ちて枝に止まる鳥も観察しやすいこの時季です。
[桐]