更新日:2017.12.23冬の景色と紅葉と
更新日:2017.12.23
冬の景色と紅葉と
俣野別邸庭園にいよいよ冬がやってきました。
俣野別邸のシンボルのケヤキは葉を落としてこまかい枝の模様を見せるのが冬の装いです。
キリは家紋などでも使われている特徴的な枝の配置がよく見えるようになりました。
俣野別邸庭園は自然の風景を活かしたり模したりしている様子からイギリス式庭園の要素を多く含んでいます。何かの植物の種類を集中させることは控えめに、多様な植物がいろいろな組み合わせで景観を作っています。
そんな中で、紅葉もまだ残っています。今週はコナラがずいぶん色づきました。
モミジもそろそろ見納めですが、この頃もまた味があります。
まだまだ紅葉で際立つ木もあります。
イギリス式庭園の中にもわび、さびの心を感じられるのは、俣野別邸庭園の特徴のひとつです。
柑桔類も色をそえます。
花は意外とあれこれ咲いています。
バラはまだまだにぎやかです。風のおだやかな日には香りもただよいます。
サザンカは花も花びらもたくさんで庭に色つけをしているようです。
もうツバキが咲きはじめているので、サザンカとヤブツバキの両方が見られます。
トイレ棟まわりは趣向を凝らした配置なので、トイレに用がなくても枯池やつくばいをご覧いただくと幸いです。
この日は午後、西の空にもやがかかって富士山は見えなくなっていたのですが、夕焼けのシルエットで浮かび上がりました。
ちょっと寒いのですが、時間に余裕があるようでしたら、影絵のような俣野別邸と富士山をご覧になってからのお帰りをおすすめします。
[桐]