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ホソバヒイラギナンテンとスズメバチの写真

更新日:2018.10.13ホソバヒイラギナンテンとスズメバチ

更新日:2018.10.13

ホソバヒイラギナンテンとスズメバチ

ホソバヒイラギナンテンは「四季の花苑」や「憩いの小庭」などに植えられています。高さが1~1.5mほどの小木です。

※開花時期にはスズメバチが集まっていることがあるのでご注意ください。

DSCF3160_R.jpg▲ホソバヒイラギナンテン。いま黄色い小さな花がたくさん咲いています。

スズメバチはこの花が好きで、たくさん集まってきます。

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▲花の蜜を熱心になめるキイロスズメバチ(ケブカスズメバチ)

秋になるとスズメバチは巣を守るために、巣に近づく天敵をいち早く威嚇して近寄らせなかったり、近づいて来たら猛烈に攻撃したりするので危ないと言われます。特にヒトとクマは巣の中の幼虫をねらう天敵と認識されています。

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▲開いている花を求めて花の軸の周りをぐるぐる回るキイロスズメバチ

ホソバヒイラギナンテンのところにはいろいろなハチが集まってくるので巣はありません。スズメバチがたくさんいますが、ここではハチたちはおやつに夢中で他の生き物のことはあまり気にしていません。

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▲触角でにおいをかいでおいしいところを探すスズメバチ

おやつを楽しんでいるスズメバチがたくさんいても、特に干渉しなければ危険はないので静かに見守ってください。ただし、気づかずに木に接触したりハチにぶつかってしまったりすると、ハチが驚いて攻撃モードに入ってしまう可能性もあります。ワンちゃんや小さいお子さまが木に当たったり飛び込んでいったりしないようにご注意ください。また、「ハチがいる!」と大騒ぎしたりハチを手で振り払ったりするとハチは攻撃されたと思って反撃する可能性もあるので、ハチが近くに来ても静かにその場をはなれるようにしてください。

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▲コガタスズメバチ。次々とおいしいところを求めてせかせかと動くので写真がぶれてしまいます。

ホソバヒイラギナンテンと同じように小さな花をたくさんつけるヤブガラシ(よく生垣に生えてくるツル性の植物)の花もスズメバチが集まります。驚かさないように見ていれば大丈夫ですが、不用意に近づいてしまわないようにご注意ください。

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▲ヤブガラシの花。ブドウ科です。

[桐]