更新日:2018.10.12先の読めない秋
更新日:2018.10.12
先の読めない秋
台風24号は強風で木が折れたり倒れたりしたほか、塩水を降らせたことにより多大な影響を残しています。
▲昨年の紅葉の様子を振り返ったコマユミは、紅葉をせずに多くの葉が散っています。
ケヤキの葉も一斉に散り急いでおり、この秋の紅葉はどうなるのだろう?と心配している一方で、草花は昨年同様に花を咲かせています。
▲園内はマルバフジバカマの白い花がたくさん。天の川のようです。
まだ10月前半ですが、花を咲かせはじめたサザンカの木があります。
▲芝生広場のオカメザクラが少し咲いています。こちらは季節外れ。芝生広場と「四季の花苑」の境界にあるアーコレード(秋にも咲くサクラ)もいま咲いています。
虫も秋を感じさせる様相です。
▲この時期には毎日蜜を吸って暮らすだけのツチバチがコスモスの花を渡り歩きます
▲カマキリは小木の枝や壁などに卵のう(卵を含んだ塊)を産み付けます
▲ブッドレアに来たアオスジアゲハ。羽が相当傷んでいますが飛べます。
毎年同じではない、変化に富んだところも自然ですが、私たちが困るのは「1か月先にはどんな花が咲いていますか?」「紅葉はいつごろが見頃?」といただくご質問です。昨年の実績はご紹介できますが、今年は特に先のことがわからない感じです。それも含めて変化する庭園をお楽しみいただければ幸いです。
[桐]