更新日:2024.07.28夏休み昆虫観察会を開催しました
夏休み昆虫観察会を開催しました
今日も昨日も最高気温36.0度で非常に暑いです。
そんな厳しい暑さの中、富岡総合公園では昨日7月27日(土曜日)夏休み昆虫観察会を開催しました。
【事前準備編】
本番3日前からバナナトラップを11個作り、これを樹木に仕込み当日を待ちました。
バナナトラップは、バナナに焼酎とドライイーストを適量加えて、2日ほどお日様に当てて発酵させたものです。
トラップ一個当たりのバナナは約2本で、焼酎とイーストはバナナに均等にまぶす感じの分量です。
これをペットボトルの上部を切って紐をつけた容器に入れて、前日に樹木にひっかけて本番を待ちました。
【当日】
多くの親子さん達が集まってくださいました。
虫網と虫かごの予備を用意していましたが、大部分の参加者の皆様はご自身でお持ちになっていました。
熱量の高さがうかがえます。
出発前に簡単に富岡総合公園や昆虫の解説をしました。講師は富岡総合公園の虫好きスタッフのMさんです。
Mさんは、前にご紹介したカブトムシをせっせと育てていらっしゃる方で、富岡総合公園だけではなく、
協会内の別の公園や近隣の学校にも出張して虫のお話をして下さいます。
【参考】
富総の仲間たち
富総の仲間たち PartⅡ
講義のあと、さっそく樹林地へ出発して虫取りを始めました。トラップを一つ一つ見て回ります。
思ったより少なかったなあ、とはいうものの元気なカブトムシが入っているトラップも2-3個ありました。
カブトムシやコクワガタが見つかるたびにジャンケン合戦が繰り広げられ、勝ち抜いた人がお持ち帰りとなりました。
甲虫類以外にも、カラスアゲハ(♀)や、赤星ではないゴマダラチョウ(残念ながらピンボケ)も姿を見せてくれました。
本番前には、スタッフだけで下見に行った際には「バッタや蝶も少ないねえ、暑いから!?」なんて話していたのですが、子供たちは虫を見つけるのも捕るのも上手で、当日は森の中を歩きながらバッタ類もよく見つけてくれました。
参加者の皆様、ご参加ありがとうございました。
また富岡総合公園に遊びに来てくださいね!