【重要なお知らせ】各館の見学について
- 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に係る公園施設利用における横浜市の方針に基づき、横浜山手西洋館では、ご見学の際は、入館を制限させていただくとともに、館内での写真撮影はご遠慮いただいております。
横浜市イギリス館は、昭和12(1937)年に、上海の大英工部総署の設計によって、英国総領事公邸として、現在地に建てられました。鉄筋コンクリート2階建てで、広い敷地と建物規模をもち、東アジアにある領事公邸の中でも、上位に格付けられていました。
主屋の1階の南側には、西からサンポーチ、客間、食堂が並び、広々としたテラスは芝生の庭につながっています。2階には寝室や化粧室が配置され、広い窓からは庭や港の眺望が楽しめます。地下にはワインセラーもあり、東側の付属屋は使用人の住居として使用されていました。玄関脇にはめ込まれた王冠入りの銘版(ジョージⅥ世の時代)や、正面脇の銅板(British Consular Residence)が、旧英国総領事公邸であった由緒を示しています。
昭和44(1969)年に横浜市が取得し、1階のホールはコンサートに、2階の集会室は会議等に利用されています。また、平成14(2002)年からは、2階の展示室と復元された寝室を一般公開しています。
館内の様子を360度の動画でご覧いただけます。(外部ウェブサイトに移動します)