更新日:2024.03.02外交官の家 桃の節句装飾『雛遊び』~春のおとづれとともに・・・~
更新日:2024.03.02
外交官の家 桃の節句装飾『雛遊び』~春のおとづれとともに・・・~
テーマ:『雛遊び』~春のおとづれとともに・・・~
装飾:森田朋子(Atelier Moet主宰)
期間:3/1(金)~3/6(水)
日本の伝統行事五節句のひとつ「上巳の節句」
雛人形には厄災を人に代わって引き受ける「形代」として女児の健やかな成長や幸せを願い平安時代には上流階級の嫁入り道具として大切にされました。
江戸時代時代には「形代」(かたしろ)を川に流す「流し雛」の流行と共に
庶民の間でも季節の節目に身の汚れを払い健康を祈る禊ぎの習慣として
今も暮らしの中にづいています。
祖母そして母から大切に受け継がれてきたお道具の数々、まだ幼い娘へとつないでいきたい大切な節日健やかに育ってくれるように祈り願う気持ちを込めて・・・
▼ダイニングテーブルの上は、古伊万里のお皿に乗って、川の流れに身をゆだれながら
遊んでいる60年前のおひな様たち。とても楽しそうです!
▼小客間には、中国茶の飾り棚に小さな茶器と豆雛が...。小さい中にも可愛さと上品さが。
▼明るいサンルームには、野点風の設えが、皆さまをお出迎えします。
春の花が咲く庭で、ガーデニングの合間にちょっとお茶タイム。
▼広い大客間の空間いっぱいに広がる7段飾りの見事なおひな様。
その前の毛氈では、子どもたちの楽しい笑い声が聞こえてきそうです。
▼2階の書斎には、ビーズジュエリー作家が作ったビーズのおひな様と三人官女
人々の手によって長い間大切に守られてきた外交官の家にて
雅な調べの聞こえてきそうな雛たちの宴とともにお愉しみください。