更新日:2021.01.07山手234番館 お正月飾り
更新日:2021.01.07
山手234番館 お正月飾り
期間:令和3年1月6日㈬~1月17日㈰
装飾:あとりえそら 為谷一重
山手234番館は、お正月の縁起物を様々アレンジして装飾をしております。
古からの平和、安心、繁栄の思いをこめた飾りをお楽しみください。
松飾は神様の依り代(よりしろ)となって邪気を払う役割がありますので、居間の中央に飾りました。
暖炉の前には、橙(だいだい)の大きな果実を置き、代々繁盛を象徴しています。
橙は柑橘類なので、柑橘の「きつ」は「吉」にも通じます。
稲穂は五穀豊穣への祈りです。トランクの上に、着物の帯を扇形に畳み、末広がりを表しています。
テーブルクロスや千両の赤い実は、魔除けとして用いられます。漆塗りの食器が穏やかな空間を作り、背の高いグラスが華やぎを添えています。初夢の色紙、金色の扇等...縁起の良い品々を見つける楽しみがあります。
三面鏡の前には、初詣を連想させるような、巾着と簪(かんざし)を飾りました。
年が明けて、少しずつ日が伸びて参りました。どうぞ穏やかな初春をお過ごしくださいませ。
ご見学の際は間隔をあけて、感染予防のご協力をお願いいたします。