更新日:2024.12.19とりのおはなし 第2回 冬鳥について
とりのおはなし 第2回 冬鳥について
こんにちは
金沢自然公園に冬鳥が越冬のために飛来してきましたのでお知らせいたします。
今回は数種類ご紹介したいと思います。
以下、今季初確認日順。
<アオジ>
園内今季初確認:10月26日
藪の中で「チッ、チッ」と鳴いていることが多く、鳴き声は聞こえても姿を見られないことが多い印象です。鳴き声がする箇所をよく見ていると時々動きがありますのでじっくり観察してみてください。
<ジョウビタキ>
園内今季初確認:11月1日
よく枝先に止まって鳴いているのが見られます。一般的に10月中旬ごろに日本に飛来してきますが、日本でも繁殖している例があるようです。公園や林道、河原でよく見られますが住宅街にいることもあります。
<シロハラ>
園内今季初確認:11月30日
暗めな場所で落ち葉をひっくり返していることが多くみられます。藪の中でガサガサと音がしていたためガビチョウかと思い、覗いてみたらシラハラだったなんてことも。
<ルリビタキ>
園内今季初確認:12月17日
日本では漂鳥(ある地域内で季節移動をする鳥)とされています。繁殖期には標高の高い山などで繁殖をし、冬場になると下りてきます。金沢自然公園で観察されるのは非繁殖期になります。昨年、金沢自然公園で幼鳥が観察されています。ジョウビタキやルリビタキ、キビタキなどのヒタキ類はオスとメスで色の違いが顕著です。ぜひ、インターネットや図鑑で調べてみてください。
また、今年度観察できていませんが下記の鳥も園内に来ているのでしょうか。
<ツグミ>
<シメ>
他にも数種冬鳥が飛来してきています。ぜひ探してみてください。
金沢自然公園では園内に生息している野鳥の調査を実施しています。野鳥が園内で観察できましたら私にお知らせください。また、写真を撮っておいていただけると助かります。
毎週土曜11:30~キリンガイドで待ちしております。
キリン・ペリカン担当 滝川蘭丸