更新日:2016.02.23マンサク
更新日:2016.02.23
マンサク
今回は、マンサクについて紹介します。
マンサクの名前の由来については、いくつかの説があります。
① 字で書くと「満作」。
枝にたくさんの黄色い花を咲かせ、穀物が豊かに実ることを連想したという説。
② 春先にまっ先に咲く。「まず咲く」から転じての説。
③ 花の形が実(み)のらなかったお米のモミ(しいな)に似ており、
満作の反対の凶作を連想させるので、アシのことをヨシと言うのと同様、
反対の満作になったという説。
さて、皆さんはどの説を支持しますか。
マンサクは、自然公園内「うきうき林」にあり、花弁は4枚のひも状で、鮮やかな黄色でねじれています。
つぼみが割れて開いていく様子が、息を吹き入れると伸びて膨らむ紙風船を連想させます。
なお、金沢自然公園には紅色の花あるいは、オレンジ色の花のベニバナマンサクの数が多く、
黄色のマンサクより2週間ほど早く咲き、現在見頃を迎えております。
また今後の「うきうき林」の開花ですが、
梅は終盤、ハナモモ、サンシュユ、モモ、コブシ、アンズ、サクラ(約10種類)と
4月初めまで次々と花を咲かせていきます。十分に散策を楽しめるエリアです。
ぜひ、金沢自然公園内で、春の訪れをお楽しみください。
By花咲じじい
①「ベニバナマンサク」
普通の黄色のマンサクより2週間ほど早く咲きます。
②「マンサク」
本数は少ないのですが咲き始めました。