更新日:2022.03.31スプリング・エフェメラル has come♪
更新日:2022.03.31
スプリング・エフェメラル has come♪
寒かった冬が過ぎ、3月にはポカポカ陽気がだんだん増え、4月が近づくにつれ上着がいらないくらいの日もチラホラ。
この時期はスプリング・エフェメラル(春のはかない植物たち)が地中から顔を出し、春が来た♪という気分になります。
でもブログを書くためにスプリング・エフェメラルについて調べてみると、私が勝手にイメージした春に咲く可愛らしい植物全体を指しているのではないことが分かりました。
スプリング・エフェメラルとは、はっきりした定義は難しいのですが、3月中旬から5月初めの木々が葉を広げる前の雑木林に、太陽の陽がそそぎ出すと、いっせいに花を咲かせ、雑木林に葉が増えて林床に光が届かなくなると土に消え、地下茎や球根の姿で地下で養分を蓄える植物の総称・・・ということでした。
しだの谷
・・・となると暖かくなると、あちらこちらに生えてくるタンポポ、オオイヌノフグリ、カラスノエンドウ等は含まれず、金沢自然公園内に生えるスプリング・エフェメラルは意外と少ないということに気づきました。
スプリング・エフェメラルになる植物は、本やインターネット上での分類は様々で確定できないのですが、下記の植物を金沢自然公園で見られるスプリング・エフェメラルとして今回載せてみます。
ニリンソウ(キンポウゲ科)
アマナ(ユリ科)
ムラサキケマン(ケシ科)
公園内のスプリング・エフェメラルは、本当に春先にしか咲かないはかない植物でした。
ののはな実