更新日:2020.08.02金沢動物園の保育園
更新日:2020.08.02
金沢動物園の保育園
今年はたくさんの種類の赤ちゃんたちがやってきたので、一部紹介していきたいと思います。
ツバメです。
スズメです。顔と羽軸から茶色い羽が生えてきていることから種類がわかります。
こちらは、体重が2gしかなく種類の同定が難しいです。
近くにいた鳥はハクセキレイだったそうなのでそのヒナだと考えています。
小さな鳥類だけでなく、まだ綿毛がついているツミやオオタカなどの猛禽類の幼鳥の保護もありました。
カルガモのヒナもいます。
巣から落ちてしまったり、ケガをしていたり、親が遠くから見守りながら生きる術を教わっている最中に
迷子かも?と保護されてしまったり、保護の理由は様々です。
さらに今年はタヌキの赤ちゃんが例年に比べるととても多いです。
産まれて1週間くらいはへその緒がついたままで、
2週間ほどで目は開き、
生後1か月まではタヌキ模様がなく真っ黒です。
タヌキ模様が出てくると本当にタヌキだったんだとわかりますね。やんちゃなのでぶれてしまいました(;´∀`)
小鳥たちは保護された時の成長具合やケガの有無にもよりますが1か月ほどで放野し、野生に帰っていきます。タヌキはもう少し大きくなってから秋ごろの放野を目指しています。
園児(?)たちが立派に育って野生に還れますように...
傷病鳥獣担当 うっちー