更新日:2020.12.11年末年始の主役です!
更新日:2020.12.11
年末年始の主役です!
あっという間に今年最後の月になってしまいました。
ニホンカモシカの展示場にはたくさんの落ち葉がつもっています。
カモシカが歩くと落ち葉を踏む音が聞こえてくるので、あらちょっと風流と思ったりする今日この頃です。
さて、金沢動物園にお越しいただいている皆様は入口ブロンズ像付近に登場したこちらのパネルご覧いただけましたか?
(ほぼ)等身大のニホンカモシカ「ミミ」でございます!
さらに、最寄り駅などでごらんいただける冬のポスターもニホンカモシカなのでございます。
ちなみにこちらは「クミ」です。
なぜ今カモシカ推しなのか皆さんお分かりいただけますでしょうか??
ヒントは来年の干支!丑(うし)年です。
ニホンカモシカは「シカ」という名が入ってはいますが、分類でいうとウシ科になります。
シカ科のツノは枝分かれしていてオスのみツノを持つ種類がほとんどで、毎年生えかわります。
金沢動物園のホンシュウジカは2頭ともメスなのでツノがないですね。
対してウシ科のツノは枝分かれせず、オスメスとも生えており、一生生えかわりません。
この辺のお話は、現在園内で開催中のクリスマス特別企画 「サンタクロースのトナカイが金沢動物園に逃げてきた!?」 の動画のなかでも紹介されていますのでご来園の際にはぜひご覧になってみてください。
金沢動物園ではウシ科は6種いますが、ウシ代表として選ばれたのはカモシカでした。
「もうすぐゾウさんだよー!」と展示場をスルーされがちなニホンカモシカ。
12年に一度の機会ですので、名前だけでも覚えていただいて、さらにパネルと一緒にお写真を撮って帰っていただいて、さらにさらに年賀状にカモシカを採用していただけたら担当者としてはうれしい限りです。
(ニホンカモシカ担当:井川)