更新日:2021.04.19団体プログラム 「虫はかせになろう」
更新日:2021.04.19
団体プログラム 「虫はかせになろう」
桜の花があっという間に散り、園内では虫たちが動き出している今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この春からほのぼの広場で行う学校団体用プログラム「虫はかせになろう」の準備を進めていますので、ちょっとご紹介。
動物の餌に使った小松菜の根を捨てずに地面に植えたところ、葉がどんどん出てきて茎が伸び、ついには花まで咲きました。モンシロチョウの食草のつもりで植えたのですが、この花にたくさんの虫たちが集まっています。
チョウやハチの仲間がたくさん集まってきています。ヒゲナガハナバチの仲間が花から花へ飛び回り、蜜と花粉を集めています。この写真は触角の長いオスですが、ぱっと見ミツバチと見間違える触角が短いメスもたくさん来ています。
こちらが本来の目的、モンシロチョウの幼虫です。成虫が蜜を吸いに来るだけでなく、卵を産みに来てくれているんです。何匹もの幼虫が葉をむしゃむしゃと食べています。団体プログラムが始まるまで幼虫が途切れないように、もっとたくさん植えないと・・・。
アゲハチョウの幼虫が食べるカラタチや、
ジャコウアゲハの幼虫が食べるオオバウマノスズクサも育てています。
学校用団体プログラムで虫を扱うのは初めてなのですが、お子さんたちが興味を持ってくれるようなプログラムにしたいと思います。
(傷病・教育普及担当 桐生)