更新日:2021.10.12秋、真っ盛り!
更新日:2021.10.12
秋、真っ盛り!
クズ(葛) マメ科クズ属
秋の七草のひとつ。和名は、かつて大和国吉野川上流の国栖(くず)が葛粉の産地であったことに由来します。北海道から九州までの日本各地の他、中国からフィリピン、ニューギニアに分布しています。
食用としては、根に含まれるデンプンをとり「葛粉」として、葛湯・葛切・葛餅・葛菓子などに利用されています。薬用としては、日本や中国では薬品名として根を「葛根(かっこん)」、「葛花(かっか)」、葉を「葛葉(かつよう)」とよんで生薬になります。また、つるを煮て繊維を取り出し編んだ布は葛布と呼ばれ、江戸時代には衣服や壁紙などに幅広く使われていました。
(園内各所)
キバナコスモス(黄花コスモス) キク科コスモス属
原産地はメキシコで、18世紀末にスペインのマドリードの植物園に送られ、ヨーロッパに渡来しました。日本には、大正時代の初めに輸入された記録が残っています。
病害虫による大きな被害を受けることが少なく、やせた土壌でも適度の水があれば問題なく成長するため、育てやすい植物と言えます。
(園内各所)
ジュウガツザクラ(十月桜) バラ科サクラ属
ジュウガツザクラが咲いています。
マメザクラとエドヒガンが交雑した種間雑種で、最大の特徴はシキザクラ、コバザクラ、コブクザクラなどと同じく春と秋から冬にかけて咲く二季咲きであり、広義の冬桜の一つです。
(こども広場)
イースト