更新日:2021.11.28キリンの出産の様子
更新日:2021.11.28
キリンの出産の様子
11月12日にキリンの子どもが誕生しました。その様子をお伝えします!
キリンの妊娠期間は約15か月といわれていますが、ミルクの過去3回の出産経験から、10月下旬~11月上旬が出産だろうと担当者は思っていました。でも、11月になっても、行動の変化や出産兆候を確認できず、毎日毎日、ミルクのお尻やお腹を写真に収め、「まだですか~どんどん寒くなってきちゃうよ~」と担当者はハラハラしながら見守っていました。
(写真:11月11日出産前日のミルクの後ろ姿)
11月12日の朝、キリン舎に行くと、ミルクの反応がいつもと違い、寝室内の敷きワラもひどく乱れていました。
もしかして今日が出産日か...と思い、担当者はミルクが落ち着いて出産ができるように、少し離れた場所で観察をしていると
10時30分 尾をあげて力んでいる様子が見られ、
10時45分 子どもの片方の足が見え、
11時24分 子どもの全身が出てきました!
ミルクにとっては4頭目、ダイチにとっては初めての子どもの誕生です!!
妊娠期間は465日でした!長かった~
ミルクはすぐに子どもを舐め、早く立ち上がるように促したりしていました。
ベテラン母さんなので、安心して観察していました。
1時間もしないで、子どもはふらふらしながらも立ち上がりました。
次に目指すは、ミルク母さんのお乳です。
ミルクのお腹の下に入ったかと思ったら、くぐり向けてしまうのを数回繰り返した後、
13時04分 授乳を確認!これで一安心♪
金沢動物園にとっては6年ぶりのキリンの子どもです。
元気に育ってほしいと願っています。