更新日:2022.06.08休園日の恒例行事
更新日:2022.06.08
休園日の恒例行事
休園日の毎週月曜、タンチョウ展示場では恒例行事となっている、ある作業を行っています。皆さん何だと思いますか?
正解は池掃除です!ご覧のとおり、展示場内に木の葉が落ちてきたり、藻が繁殖したりするので、短期間で結構汚れが目立ってしまいます。
おまけにタイラは、餌の魚をこの池で洗ってから食べるという変わった癖があります。綺麗好きなのかもしれませんね。ということで、池は週に1回は洗うようにしています。
まず池の水を抜きます。だいたいこの時にタイラがやってきます。きっと水が抜けていく様子が面白いんでしょうね。
次に、池の中をひたすらデッキブラシで擦って汚れを浮かせます。なかなかに疲れる作業ですが、良い有酸素運動だと思ってやると楽しいです。
擦り終わって良い汗をかいた後は、浮かせた汚れを水で流します。岩の隙間にごみが入り込んでいるので、隅々まで流します。ホースの扱い方を誤って服がびっしゃびしゃになることもしばしばです。私は不器用なので、長靴の中にホースを突っ込んでしまったこともあります。
ここまでの作業が終われば後は簡単!池の排水栓を閉めて綺麗な水を溜め込むだけです。水が溜まる様子は見ていて楽しいです。タイラも同じ気持ちなのかな?
水を溜め終わった池がこちら!掃除前と比べると、見違えるほど綺麗になりました。いつも、この綺麗になった池を見ると達成感が沸き上がってきます。
タンチョウの池は割とすぐ汚れてしまうので、綺麗な池を見られた方はラッキーですね(笑)。
(飼育展示係 橋迫)