更新日:2022.09.18お彼岸の時期のヒガンバナ
更新日:2022.09.18
お彼岸の時期のヒガンバナ
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、昼間は気温がまだ高いので今後、順調に秋を迎えられるか心配です。とは言え、朝晩は、だいぶ過ごしやすくなりました。彼岸と言えば「ヒガンバナ」なので、園内を散策し、ヒガンバナが咲いているのを確認してきましたのでお伝えいたします。
「ヒガンバナ」は、お彼岸の頃に咲く花であることからその名がつきました。土手や道端で鮮やかな赤が目を引きます。ここ金沢自然公園では9月16日には、咲き始めていました。
「ヒガンバナ」は、「曼珠沙華」という別名の他に「ハミズハナミズ」(葉見ず花見ず)、「キツネノタイマツ」(狐の松明)など、咲いている様子を反映した様々な別名があります。
ヒガンバナの花の色は「赤」という印象ですが、白い彼岸花もあります。白花変種という遺伝子の異常から、本来、色の付いていた花が、色素の形成がされず、白い花の個体になったもので、「ショウキズイセン」と「ヒガンバナ」の交雑種と言われています。
「ヒガンバナ」は全体に毒を含んでいる植物で、特に球根には注意が必要です。手で触れることには特に問題はありませんが、お子様などが口にしてしまう場合もあるので注意しましょう。
過ごしやすい季節になりますので、金沢自然公園へ秋を探しにご来園ください。お待ちしております。
byネコチャン