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更新日:2023.08.04ビビ ありがとう

更新日:2023.08.04

ビビ ありがとう

 

こんにちは。

 

今年の6月28日にsedgwick country zooで飼育されていたクロサイのビビが死亡しましたのでお知らせいたします。

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<金沢にいた時のビビ>

 

↓sedgwick country zoo(ビビが飼育されていたアメリカの動物園)がホームページに掲載したビビの死亡記事のURLを載せておきますのでぜひ、ご覧ください。

https://scz.org/scz-says-goodbye-to-bibi-the-rhino

 

ビビは1998年1月26日に金沢でロンとローラの間に生まれ、2001年10月24日にアメリカのsedgwick country zoo(scz)に搬出されました。

ビビはsczで3頭子を産み、3頭の孫と1頭のひ孫を授かりました。

アメリカにいた22年間でクロサイ7頭の繁殖に関係しました。

 

クロサイの保全にビビが大きく関わったことをうれしく思います。

ビビが示してくれたように、国内で繁殖した個体を国内で止めずに、国外に搬出して血縁関係の遠い個体と関係を築くことで、より遺伝的多様性が保たれます。

 

金沢動物園の過去のクロサイ担当者がビビやディオ(ロンとローラの4番目の子)を海外に搬出してクロサイの保全に携わったように、私自身も過去の事例を振り返りながらクロサイの保全に関わることを目標にして飼育業務に務めていきます。

 

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<ビビの父親のロン>

 

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<ビビの母親のローラ>

 

最後に、ビビが22年間飼育されていたsedgwick country zooにコンタクトを取りビビの生前の写真を提供していただいたので載せておきます。

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クロサイ、ペリカン担当 滝川蘭丸