更新日:2023.10.29カンガルーブログ このごろのコムギ
更新日：2023.10.29
カンガルーブログ このごろのコムギ
前回は最近のカボスの様子をお伝えしましたので、今回はコヨシの子『コムギ』です。
カボスよりも約1ヶ月後に生まれたコムギ。
こちらも順調に育っており、すでに母コヨシの育児嚢はみっちり。
つい先日までは、私がコムギに近づくと母コヨシが呼び戻しの鳴き声を出していましたが、最近はあまり聞かなくなりました。まだカボスほど外の滞在時間は長くないですが、こちらも少しずづ育児嚢の卒業が近づいているようです。
こどもがある程度の大きさまで育つと、母たちは少し寛容になるようで、実子でなくとも育児嚢にいれたり授乳をしたりする姿が見られます。こちらは左から子カボス・カボスの母カエデ・カエデの乳をのむ子コムギ・コムギの母コヨシ。じきに親子が入れ替わって連れ立っている姿も見られるようになるかもしれません。こども同士は丁度良い遊び相手のようで、2頭が真剣に（傍からみると非常に微笑ましく）じゃれ合っている姿もあります。
2頭がわちゃわちゃしていると、どっちがどっちか分からなくなることもあるでしょう。体の大きさや色・体の特徴もいくつかあるのですが、成長とともに変化する可能性があるので、今回はぜひ前髪に注目してみてください。
これはどちらも生後222・223日齢の上カボスと下コムギです。
↑カボスと↓コムギ
この頃の毛並みは今も健在です。季節によって毛の長さは多少変化がありますが、この額の毛並みに注目して見分けてみてくださいね。
（しばた）