更新日:2023.11.11深まり行く秋
更新日:2023.11.11
深まり行く秋
例年ですと枯葉舞い散る季節のはずが、今年は、気温が高く朝晩の寒暖差が大きい日が続く今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は、冬になる前の園内の落葉樹の紅葉を見つけてきましたので、深まり行く秋を感じていただければと思います。
ナンキンハゼ(トウダイグサ科)は、種子から蝋を採る有用樹です。
アフリカ区などで見られます。
モミジバフウ(フウ科)
身近ないきもの館などで見られます。
カツラ(カツラ科)は、落葉した葉は良い香りがします。
ユーラシア区などで見られます。
ケヤキ(ニレ科)は、建築材として寺社建築などに使われます。
アフリカ区などで見られます。
ハゼノキ(ウルシ科)は、果実から木蝋を採取します。
ユーラシア区などで見られます。
この他にも、つる植物のオニドコロやヤマノイモなど、色付き始めた多くの植物が楽しめます。紅葉とは、異なりますが、しだの谷でガガイモの実を見つけたので追加で紹介します。
ガガイモ(キョウチクトウ科)は、つる性多年草で種子や葉を薬用に用います。
しだの谷で見られます。
散策に適した季節となりました。園内の紅葉や植物の種子を探しに、金沢動物園にお越しいただければ幸いです。
byネコちゃん