更新日:2017.05.26オオツノヒツジの赤ちゃん誕生 その2
更新日:2017.05.26
オオツノヒツジの赤ちゃん誕生 その2
ハナコの赤ちゃん誕生でバタバタしていた5月2日の翌日、5月3日にはザビコが出産し、二日続いての出産となりました。
しかし、こちらは順調な出産とはいきませんでした。
まず、3日の夕方に破水を確認しました。
毎年巨大児を生み、飼育員による介添えで出産していたザビコなので、今年も特に注意深く見守っていました...が、なかなか赤ちゃんが出てきません。
「また今年も巨大児か」と介添えに行くと、今回は様子が異なります。
赤ちゃんの前足はつかめるものの、首が曲がっているようで頭が出てきません。
これ以上は無理だと判断した獣医さんによる、帝王切開での出産となりました。
獣医さんの腕がよかったことと幸運が重なり、母子共に無事に出産を終えることができました。
赤ちゃんはメスで「ノゾミ」と名付けました。
残念ながら、ノゾミは人工保育となりましたが、元気に少しずつ大きくなっています。
ノゾミの人工保育の様子は、また別の機会にお話ししましょう。
(半澤 紗由里)