更新日:2017.06.13ホトトギス、初夏の声
ホトトギス、初夏の声
写真を撮りに林の中に入りました。
ウグイスの声そして、「トッキョ キョカキョク」とかん高いホトトギスの声。
そして今年の梅雨入りは6月7日。
花の数は少なくなりましたが、現在咲いている花を紹介します。
① タイサンボク モクレン科
葉が大きい(約20㎝)常緑の植物で、枝の先端に大型の白い花をつけます。
強い香りがあって、朝夕あるいは曇天の日に良い香りが漂います。
②コマツナギ マメ科
秋に咲くハギの小型化したような花をつけます。
草上の低木で、茎は多数分枝し、高さ1mほどになります。
冬は先端部を枯らしますが、茎の下部に馬をつなぐことさえできるところから、この名が付きました。
③ ホタルブクロ キキョウ科
花の形から別名を「チョウチンバナ」。「あめふりはばな」とも言います。これは梅雨の時期に開花するからです。
「ホタルブクロ」は、ゲンジボタルの出るころ咲くからで、どちらも日本的な名前の付け方ですね。
動物園内では...
④ アジサイ ユキノシタ科
セイヨウアジサイです。植物区でも見られますが、動物園内に数多く植えられています。
品種としては純白のアナベル、穂状に咲くカシワバアジサイ、一般的なブルーの玉状のアジサイ。これからが本番です。
⑤ スモークツリー ウルシ科
オセアニア区のカンガルー展示場内です。「これがスモークツリー!」と一目でわかります。
原産はヨーロッパから中国に分布。
雌雄異株の落葉樹で雌木の先端に付く花序は長さ約20㎝で、多数枝分かれし、花後に伸びた花柄が遠くから見ると煙のように見えます。
⑥ ヒメシャラ ツバキ科
サルスベリのような木肌。花の下に2枚の葉状の苞(ほう)があり、萼(がく)より長いです。
近似種のナツツバキは、葉状の苞が短いです。
うっとおしい梅雨に入りますね...。ヤマユリは6月中旬ごろには咲きだすと思われます。
晴れ間をみて、ぜひお出かけください。
by花咲じじい