更新日:2017.09.29ブッチ、お疲れ様。やすらかに
更新日:2017.09.29
ブッチ、お疲れ様。やすらかに
平成29年9月11日、プロングホーンのブッチが死亡しました。15歳でした。
ブッチは、2002年11月28日にサンディエゴ動物園から来園しました。
サンディエゴ動物園にて人工哺育で育てられていたため、人にとても良くなついていました。
遊ぶこともとても大好きでした。
袋や木の枝をぶら下げておくと長い時間、角でこづきまわして遊んでいました。
飼育下で平均寿命が7~10年くらいのところをずいぶん頑張って長生きしてくれました。
晩年は暑さに弱くなり、スポットクーラーで涼をとれるようにしていました。
今年の7月に入ってからめっきり弱り、8月からは非展示とさせていただいて介護に努めましたが、
残念ながら9月11日朝に死亡しました。
私は今年の4月からブッチの担当になったので、ほんの数か月しかお付き合いがありませんでしたが、
ちょっと頑固だけど獣舎に入ると近づいてきてすり寄ってくる愛すべき存在でした。
これまで、ブッチのことを温かく愛してくださった皆さまに深く感謝し、
ブッチの安らかな眠りを心から祈ります。
(飼育展示係 桐生)