更新日:2018.03.28生きもの館のヤマアカガエルも産卵しましたが・・・
更新日:2018.03.28
生きもの館のヤマアカガエルも産卵しましたが・・・
ソメイヨシノやオオシマザクラなどが相次いで開花し、儚くも美しい時期がやってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はこの時期、桜を見ると物悲しい気分に陥ります。散る前からなんですよ。自分でもなぜだかよく分からないんですけどね。咲いたと思ったらまさかの降雪でどうなることかと思いましたが、今のところそんなにダメージは無さそうです。
さてさて、生きもの館のバックヤードで飼育しているヤマアカガエルも産卵しましたのでちょっとご報告します。
12月ごろ、冬眠中のメスのお腹は既に卵でぱんぱんになっていました。
1月になると暖かい日にはオスが地上に出てきて動き回る姿も見られました。その後、2月11日には園内の水場で野生個体の産卵がありましたが、飼育個体たちに特に変化は見られませんでした。
オスの前脚にはメスに抱きつくためのコブが出来ています。3月1日には2回目の野生個体群産卵がありましたが、その後も飼育個体は変化なしでしたので、飼育水槽の上にヒーターを置いて18℃位になるようにしたところ・・・。
3月19日に水槽内のプラケースで抱接が始まり、翌日産卵しました。
ただ・・・。2日たっても発生の証である卵割が始まりません。どうも無精卵のようです。1ペアだけではオスメスのタイミングが合わなかったのでしょうか。もう何匹か導入した方が良さそうです。
(飼育展示係 桐生)