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桜のための春か?の写真

更新日:2018.04.03桜のための春か?

更新日:2018.04.03

桜のための春か?

今年のサクラは例年になく天候に恵まれましたね。

風もなく、雨もなく、気温も高く、皆様もよい条件でお花見ができたと思います。

このブログが掲載される頃には散り始めていると思いますが・・・。

ハイキングには良い季節になりました。

坂道を歩くのは老化防止に一番良いと、どこかのお医者さんが言っておられました。

どこの公園より坂道の多い公園へお越しください。今回も公園を歩く中で気が付いた景色や植物を紹介します。

ha20180330-①清戸橋より.jpg清戸橋より 動物園内

展望台の下にある橋の上から金沢区の中心街から海の公園方向を写した写真です。近くの山は「花笑う色」に近づいています。

ha20180330-②ユーラシア展望台.jpgソメイヨシノ (バラ科)ユーラシア区展望台

ブログが掲載される頃にはこの桜(ソメイヨシノ)も散っていると思われますが、八重桜(サトザクラ)など後発のサクラがまだまだありますので期待してください。

ha20180330-③タチツボスミレ.jpgタチツボスミレ (スミレ科)園内各所

この辺で一番多い薄水色の比較的大柄なスミレです。

ha20180330-④ウラシマソウ.jpgウラシマソウ (サトイモ科)園内各所

花の匂いはハエが集まるほど悪く(サトイモ科独特の匂い)ハエを集めます。

仏炎苞{ぶつえんほう}の下に1本の肉穂{にくすい}があり、下部に多数の雌花、雄花をつけます。

肉穂の先端は黒くていちじるしく長く40~50㌢になることもあります。

この長い肉穂が出ることから釣り竿と釣り糸に見立て「ウラシマソウ」の名前があります。

ha20180330-⑤ニリンソウ.jpgニリンソウ (キンポウゲ科)シダの谷

環境が良かったのか管理が良かったのか「シダの谷」で増えています。

ha20180330-⑥コクサギ.jpgコクサギ (ミカン科)シダの谷

この辺の山野の谷沿いに見られるミカン科の植物ですが、葉などの匂いが悪くこのような名前になりました。

実生でどんどん増えるので困っています。

ha20180330-⑦イカリソウ.jpgイカリソウ(メギ科)シダの谷

花弁は4片で、長い距(きょ)をもち、これが船のいかりに似ているためこの名前が付きました。

ha20180330-⑧イノデの仲間.jpgイノデの仲間 (オシダ科)シダの谷

イノデの仲間は区別がしにくく仲間という表現で申し訳ありません。ちょうど今頃この独特の形が湿った林床でよく見られます。

ha20180330-⑨ウバユリの若葉.jpgウバユリ (ユリ科)シダの谷

ウバユリの新芽です。単子葉類ですが、葉に編状脈があります。

花は梅雨の末期頃に咲き、そのころから葉は枯れ始め果実ができるころはすっかり枯れてしまうことから、このことを歯の抜けた姿に見立ててつけられた名前がこの名前になりました。

三月もあとわずか、このところの天気の良さに花壇の草取りや、草花の種まき、用土づくりなど、忙しくなってきました。

野菜でも草花でも育てることは楽しいことです。植木鉢やプランターでも育つ植物はたくさんあります。挑戦してみてください。

by花咲じじい