更新日:2018.07.17ニホンミツバチの分蜂 ~その①~
更新日:2018.07.17
ニホンミツバチの分蜂 ~その①~
園内でも野生のカブトムシが見つかる時期になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
少し前のお話になりますが、6月19日のお昼休み、ご飯を食べていると「ハチが群れになって木に止まっている」との連絡が入りました。
ミツバチの分蜂(巣で新しい女王バチが誕生すると、古くからいる女王バチが働きバチを連れて引っ越しをすること)だろうなと思い、食べ終わったら行ってみるつもりでいたんです。すると別の職員から「今すぐ行きましょう!」と発破がかかり、とりあえずご飯をかき込んで急行しました。
桜の枝に塊になって群れていました。在来種のニホンミツバチです。いたずらしない限り刺すこともしないのですが、駐車場入り口付近に居たため、放っておくと殺虫剤で殺されてしまいそうです。そこで群れごと捕まえることにしました。
群れの下に大きめのゴミ袋を用意し、ノコギリの背でこそぎ落としました。ニホンミツバチは分蜂の際に攻撃性がそれほど強くないと言われますが、皆さん絶対に真似をしないでください。
インドサイ担当者の職員が7年前に園内で分蜂を見て、いつか巣箱で巣を作らせて来園者に見てもらいたいと巣箱を用意してありました。
生きものガーデン(旧ヘラジカ展示場)に巣箱を設置します。
続きは次回に・・・
(飼育展示係 桐生)