更新日:2018.08.16今年の暑さはなんだ!
今年の暑さはなんだ!
とんでもない暑さの日が続いています。やはり「温暖化」のせいなのでしょうか?
日本ばかりでなく、世界各国で異常気象が起こっているようです。
今日はこのブログを書くために園内を一回りしてきましたが、汗だくになりました...。
金沢自然公園は山の上にあるので、風はあったのですが、熱風状態でした。
さて、いつものように気が付いたことや思い出したことなど、写真とともに報告したいと思います。
まずののはな館で育てている植物から報告します。
ののはな館では植物に興味を持っていただくために、ちょっと面白い植物を育てて皆様に紹介しています。
① ツノゴマ (ツノゴマ科)ののはな館前
原産地は西インド諸島で、春まきの1年草です。
15年前にこども植物園から種をいただき復活させたものです。
どうですか!この髭のような蒴果(さくか)!魅力的でしょう?
② ワイルドオーツ(イネ科)ののはな館前
北アメリカ原産。ドライフラワーの素材として人気のコバンソウが1年草なのに対し、本種は多年草なのが特徴。
もちろんドライフラワーとして使えます。
③ オジギソウ(マメ科)ののはな館前
葉の接触運動および睡眠運動の速度が早いので有名です。
毎日皆さんに触られています。(※鋭いトゲがありますので、気を付けて触ってくださいね!)
こんなにかわいい花を付けます。
④ オミナエシ(オミナエシカ科)ののはな館周辺
秋の七草の一つで、最近自生のものがめっきり少なくなったことと、執筆者が好きな花であるため、
ののはな館周辺で育てています。
⑤ パンパスグラス (イネ科)オセアニア区
オセアニア区ではこのパンパスグラスが数多く植えられ、見頃となっています。
パンパスグラスは英名で「大草原に生える草」という意味だそうです。
大草原とはいきませんがそれなりの雰囲気が感じられます。
執筆者がパンパスグラスを知ったのは50年前でした。宮崎県を南北に走る国道10号線沿線に植えられていたもので、パンパスグラスとカンナが交互に植えられており印象的でした。でもこんなに可愛いものでなく、高さは4~5mはあったと思います。(オセアニア区にあるものは矮性化された品種だと思います。)
⑥ ヘクソカズラ (アカネ科)園内各所
茎葉をもむと悪臭があることから、この残念な名前をつけられた植物です。
花は可愛い花で別名ヤイトバナ、サオトメバナの別名もあります。
秋には金色の小さな実を付け、ドライフラワーとして利用します。
⑦ ヒヨドリバナ (キク科)おもしろ自然林
フジバカマに似ていますが、茎には縮れた毛があってざらつきがあります。葉は薄く、艶も香気もありません。
花もフジバカマに比べると凛々しさがなく、なよっとした感があります。
⑧ 海の見える小径の展望台より釜利谷高校から海の公園方向を臨む。
ここからの景色でも、金沢区は緑が多い地域だということがわかります。
空気が澄んでいれば東京湾から房総半島が一望できるのですが・・・この日は残念!
それにしても、暑い中、最後にこの高台で涼んでいこうと思ったのに、思ったほど風もなく暑かったです。
あと2週間もすれば、涼しい風が吹いていると思います。
「暑さ寒さも彼岸まで」もう少しだ!
by花咲じじい