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梅雨のあいまに・・・の写真

更新日:2019.07.02梅雨のあいまに・・・

更新日:2019.07.02

梅雨のあいまに・・・

ヘクソカズラ3.jpg日当たりのいい空き地や草地、土手など日本中のどこでも育つアカネ科のヘクソカズラ。
ほおっておくと周りに絡まり、長くたつと木質化して手に負えなくなってしまい、不要であれば早めの対処が必要です。
草を揉むと特有の臭いがすることからヘクソカズラという名前がつき、厄介者扱いされがちですが、7月から9月にかけての時期には、小さな釣鐘状の花をいっぱいにつけ、よく見ると白いフリルのような花弁に、中央の紅紫がよく映えて大変可愛らしくもあります。
花の内側がお灸をすえた跡に似ていることから、灸花(ヤイトバナ)という別名もあります。
実をつける秋の頃には、また別の魅力もあります。
オーナメントのような小さな黄金色の真ん丸の実をつけ、リース作りや部屋の装飾には欠かせない花材です。
また、ヘクソカズラには、様々な薬効があるとされており、実をすりつぶしたものを加工して化粧水や軟膏としても活用でき昔から生活に密着した植物だったようです。


梅雨空のもと園内にはヤマユリやアジサイ・ネムノキが次々と見頃を迎えております。
ぜひ、お出かけください。
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