更新日:2015.07.23もしも、ダダチャが生徒だったら...
もしも、ダダチャが生徒だったら...
みなさん、こんにちは。
台風が過ぎたかと思えば、茹だるような暑さ...。
そんな日は、適切に文明の利器を活用しつつ、体力をつけるために
ズーラシアなんていかがでしょうか? 勿論、万全の熱中症対策のもとに...
突然ですが、ズーラシアには数多くのサルたちがいますが、
アビシニアコロブスってご存知でしょうか? コロンブスではないですよ。
今回の主役は、アビシニアコロブスの「ダダチャ」君です。
とっても面白い写真が撮れたので「もしもシリーズ」で紹介していきます。
と、ここで基本情報としまして、アビシニアコロブスの簡単な紹介をさせていただきます。
↓こちらがアビシニアコロブスです。この子は美人のコロちゃんです。
白と黒のツートンカラーで、白いマントを身にまとっているような素敵なサルです。
残念ながら、尾は見えませんが、特徴的なフワフワした尾をしています。
ムンっとした口も特徴の一つ。個人的にこのムンとした口が好きだったりします。
これで、アビシニアコロブスがどんなサルかご理解いただけましたよね。
すでに夏休みに突入し、学校ネタは時期を外した感は否めませんが、
少々、強引に本題へと入らせていただきます。
「もしも、ダダチャが学校で給食を食べていたら...」
ダダチャ「うまい、うまい、バリうまい」
このように、行儀よく座ってご飯を食べていたことでしょう。
「もしも、ダダチャが後列で授業を受けていたら...」
ダダチャ「先生、字ぃがちっこくて、よぅ見えんで。」
背筋を伸ばして、黒板を見ていたことでしょう。
「もしも、ダダチャが討論会の司会をしていたら...」
ダダチャ「議題は、なんでコロブスが白黒と地味な色をしているかについて」
テレビのキャスターの如く、渋くまとめてくれることでしょう。
「もしも、ダダチャが苦手科目の授業を受けていたら...」
ダダチャ「算数、嫌いやっちゅうねん。わけわからん。」
嫌々ながら、授業を受けていたことでしょう。
「もしも、ダダチャが午後の授業を受けていたら...」
ダダチャ「お腹いっぱいで、眠くて、やる気が出ん...。先生、寝てもええ?」
と、言いつつ、頑張って起きていることでしょう。
「もしも、授業がつまらなかったら... 」
ダダチャ「先生、授業は楽しぃてなんぼやで。つまらん授業はアカン。」
ノートを取る気は見られませんが、授業は聞いていることでしょう。
「もしも、更に授業がつまらなかったら...」
ダダチャ「やってられん。」
そっぽを向くことでしょう。
「もしも、更に更に授業がつまらなかったら...」
ダダチャ「机の上に乗って、ボイコットしてやる。」
と、言いつつ、行儀よく反抗的な態度をとることでしょう。
「もしも、暑い教室で授業を受けたら...」
ダダチャ「暑い、アツイ、暑すぎる...。溶けてまう...。」
机にベターと張り付いて、授業を聞いていないことでしょう。
「もしも、無理やり暑い中授業を続行したならば...」
ダダチャ「・・・(チーン)」
寝るか、意識が飛ぶかのどちらかでしょう。
「もしも、ダダチャが終礼当番なら...」
ダダチャ「みなさん、気ぃつけて家に帰りましょう。先生さようなら、皆さんさようなら」
しっかり、一日を締めくくってくれることでしょう。
夏休みに入ってしまいましたが、
良い子のみんなは、ちゃんと先生の話を聞いて、しっかり授業を受けましょう。
ものすごく、長くなってしまいましたが、お付き合い下さいましてありがとうございました。
これらの写真はたまたま撮影できたものであり、いずれの写真にも中に人は入っていません。笑
残念ながら、これらの姿は、園路からは見えにくい場所となっていますので、
予めご了承ください。加えて、毎日、ダダチャ君が出ているとも限りません...。
ですが、アビシニアコロブスの展示場はササっと通過される方が多いので、
少しでも、彼らに目を向けていただけるとありがたく思います。
サバンナエリアの子供に大人気の遊具の横で、
アビシニアコロブスたちは皆さんのご来園をお待ちしています。
飼育展示係 ナカジマ