更新日:2015.11.10「ありがとう」
更新日:2015.11.10
「ありがとう」
天気予報の雨マークがしばらく続き、昨日もすっきりしない天気・・・。
こんな日は、やはり来園者の方もまばらになってしまいます。
そんな中、ぱかぱか広場で実施している「ひき馬体験」に何人かのお友達が馬に乗りに来てくれました!
※身長・体重の制限等あり、悪天候中止 (詳しくはこちら)
みなさん馬に乗って楽しんでもらえたようです!
降りる頃にはみんなニコニコ、名残惜しささえ感じます。
馬に乗って、楽しい気分になってもらったり、馬に興味をもってもらったりすることはとても大事なことなのですが、ぱかぱか広場ではもう一つ大切にしていることがあります!
それは、乗った後にきちんと馬に対して、
「ありがとう」
の気持ちを伝えるということです。
機械や道具ではなく、
馬に(生き物)に乗せてもらったんだ!
と感じてもらいたいと考えています。
そのために、どうしているかというと・・・
馬を降りた後に、大人から小さな子供まで一人一人、
馬にさわって「ありがとう」の気持ちを伝えてもらうようにしています。
「ありがとう」の気持ちを込めてさわってもらうことで、動物への感謝の気持ちや思いやりの気持ちが生まれるきっかけになるでしょう。
また、さわった時に動物ならではの温かさを感じることで、子供たちの心にもきっと「何か」が伝わると思っています。
それはきっと、動物に対してだけではなく、相手を思いやる気持ちや協調性、優しさにもつながっていくものだと思います。
稀に、丁重にお断り頂いたり、「いいや?」と行ってしまったりする子供もいますが、ほとんどの場合はさわって帰ってくれます。
中には馬に「ありがとう」とお礼を言って、頭まで下げて帰ってくれる子供もいます。
ほんの僅かな気持ちの変化かもしれませんが、動物を通して子供たちの心が成長していったらいいなと思っています。
ぱかぱか広場 北川健史