更新日:2015.10.25となりの昼ごはん2
更新日:2015.10.25
となりの昼ごはん2
おまたせしました!
前回の続きです!
前回紹介したこちらの固形飼料、さてどうやってあげているのでしょうか!?
そのまま桶に入れてあげたり、地面にばらまいてあげたりしてもいいのですが、ぱかぱか広場ではちょっと違った方法であげています。
なんだか変な道具が出てきましたね。
桶の中にロープでつながったブイが!
よーく見るとブイに小さな穴が空いています。
そうです!
ここにあの固形飼料を入れていくのです!
ちょっと入れにくいので、切ったペットボトルを使って入れます。
少し面倒ですが、じゃか、じゃかと少しずつ・・・
全部入れ終わったら準備完了!!
ゆうすけ:「早く食べたいよ?」
ゆうすけ君も待っているようなので、早速あげてみましょう!
ゆうすけ:「おいしい?!!」
ゆうすけ:「ん???もうなくなった?」
ゆうすけ:「そんなはずはない!!えい!」
ゆうすけ:「ん?」
ゆうすけ:「ほ?ら、出てきた?!!モグモグ。」
「意地悪してかわいそうだな?」と思ったあなた!
実は、ゆうすけ君のためにやっていることなんです!
馬はもともと1日12?18時間も草を食べて過ごしていた動物なのです。
草を探して歩く→草を選ぶ→食べる
これをほとんど1日中繰り返していたのです。
ところが、人がエサを与えるようになると、何もしなくても(考えなくても)簡単にエサを食べられるようになってしまうのです。また、人間が育てた牧草や固形飼料などは食べやすく、しかも高カロリー! 1日に必要な栄養分があっという間に取れてしまいます。
食べている時間が短くなることで、退屈してしまったり、なんだか物足りなくてイライラしてしまったりします。そのようなことを少しでも軽減できるように、ちょっと面倒なのですが、このように工夫して食べる時間を長くしているのです。
ゆうすけ:「ごちそう様でした?」
今日も楽しいランチタイムを時間をかけて楽しんでもらえたようです。
めでたし。めでたし。
ぱかぱか広場 北川健史