更新日:2016.12.24ズーラシアスクール6期生 第3回目
ズーラシアスクール6期生 第3回目
第3回目のズーラシアスクール、テーマは「温帯の動物たち」。
私たちが暮らす日本の気候や動物に着目し、特徴や生態についてお勉強しました。
温帯は一年を通じて気温の変化が緩やかで、四季があるのが特徴です。
そして、日本の動物は四季に合わせて体型が変化します。
ここではニホンザルの夏と冬の写真を見比べ、どれくらい違いが出るのかを皆で確認しました。
そのあとは宿題の確認です。3時限目の宿題は「日本に生息する動物を調べよう」でした。
哺乳類を始め、鳥類や爬虫類などたくさんの動物の名前が挙がりました。
日本の動物たちのことが分かったところで、いよいよ動物たちの観察です。
しっかりと動物が見えるように、双眼鏡を使うことにしました。
まず最初はニホンザルです。
食事、水飲み、遊び、毛づくろいなど、いろいろなニホンザルの姿を観ることができました。
その後もニホンツキノワグマやホンドギツネ、ツシマヤマネコ、コウノトリなど、
日本の山里エリアの動物を観察しました。
双眼鏡の使い方もバッチリですね。
観察終了後は教室に戻り、ツシマヤマネコとコウノトリに視点を当てたお話を聞きました。
ツシマヤマネコもコウノトリも、今 野生では生息数が減っています。
「生息数が減ってしまっている動物たちを守るために、私たちができることはなんだろう?」をテーマに
グループワークをして皆で意見を出し合いました。
自分の考えた答えをふせんに書き、模造紙に貼っていきます。
皆で意見を出し合い、話し合ったことで
まだ話したことのなかったお友達とも話せたのではないかと思います (^^
意見もたくさん出ましたね。
「実際にヤマネコやコウノトリが棲んでいるところと、私たちが住んでいるところは距離が遠いので、保護活動はできません!」
. . . なんてことはありません。離れていてもできることはあります。
例えば、動物について学んだり、学んだことを誰かに伝えたりすることも立派な保護活動です。
この授業を通して、日本の野生動物やそれを取り巻く自然、そして実際に行われている保護活動などにも興味を抱いてもらえたらいいなと思います。
次回は「寒帯」の授業の報告をします。
ズーラシアスクール担当 相澤