更新日:2016.01.14ズーラシアスクール~4時限目~
更新日:2016.01.14
ズーラシアスクール~4時限目~
2015年最後のズーラシアスク―ルは、「寒帯とホッキョクグマ」
亜寒帯と寒帯の気候についてと、そこで生活する動物達についてお勉強しました。
まずはホッキョクグマを観察。
寒い地域で生きていくための体の特徴などを見てみました。
白く見える毛は、実は透明で、空洞になっています!!
その後、多目的ホールに移動してホッキョクグマの野生での生活を紙芝居で見てみます。
温暖化によって、冬に海にはる氷が減ってしまい、
ホッキョクグマが狩りを出来なくなっている現状も紹介されました。
夏に食べるものがなかなか見つけられないため、
冬の間に狩りができないことはホッキョクグマにとって死活問題です。
では、実際に氷がなくなるとどこまで狩りができないのか、
みんなでシュミレーションしてみました。
その名も「アザラシハント」
まずは氷チームがブルーシートの海に段ボールの流氷を作っていきます。
続いて、アザラシチームが海にアザラシを放ち...
ホッキョクグマチームが氷を渡ってアザラシをハントしに行くというものです。
分厚い氷が減ることで、ホッキョクグマの活動範囲が狭くなり、
貴重な栄養源となるアザラシを食べることが、できなくなっているのですね。
遠く離れた国の出来事ですが、動物園の動物を通じて、
少しでも身近な問題として考えてもらえたらと、思います☆
今年度のズラスクもあと三回!
次回はアフリカの動物たちです。