更新日:2016.08.15馬の口を見れば・・・
馬の口を見れば・・・
お昼寝中の春太くん。
zzz
気持ちよさそうに寝ていますね。
以前のブログでもご紹介したとおり、馬は外敵である肉食動物から身を守るため、すぐに逃げられるように立ったままでも寝ることができるのです。
そんな春太くんの写真をパシャパシャと撮っていると、春太「なんの音!?」
気付いてこちらを見つめてくる春太くん。
ん???でも、口元をよーく見てみると・・・???
ポカーン
口が大きく開いています!
すっかり気が抜けてしまっているのでしょうか?(笑)
実は、馬の口から心理状態を読み取ることができるのです!
普段はしっかりと閉じている馬の口ですが、リラックスしている時や眠い時などに口の筋肉が緩み下唇が垂れさがる事があるのです。
お昼ご飯を食べ終えたこの時間は春太くんのお昼寝タイム。
きっとリラックスしていたのでしょう!
のんびりしていて、面白い顔を見せてくれる春太くんですが、毎週日曜日に行っている「ポニーのジャンプショー」ではカッコいい姿(顔)も見せてくれるんです!
高いハードルを・・・
ジャーンプ!!!
(ちなみに、しっかり口は閉じていますよ!!!)
春太:「ボクだって、カッコいい所があるでしょ!!!」
ビシッと決め顔をする春太くん。
数分後には...
ボ―――――ッ...
やはり口が開いてしまうようですね(笑)
馬の口元が緩んでいる=リラックスしている
と説明してきたのですが、どうやら一概には言えないみたいです・・・。
一生懸命走っている時だって・・・
たまに口が開いてしまう春太くん。
他の馬よりもどうやら口元が緩いみたいです。
頑張って走っているので、リラックスしているはずないですよね!?
このように、口元が緩んでいてもリラックスしていないこともあります!
この場合は、リラックスしているんだと安易に判断するのではなく、口以外の体の様々な部分や動きをよく観察し、集めた情報を総合して、どのような心理状態にあるのかを考えてあげる必要があります。
動物がどのような心理状態にあるのか?一つの情報にばかり頼って安易に判断しないで、よく観察して、よく考えることが必要なのです!
ぱかぱか広場 戸羽美里