更新日:2016.07.18今年の夏。アカアシドゥクラングールの夏! ③
更新日:2016.07.18
今年の夏。アカアシドゥクラングールの夏! ③
さてさて、日本のアカアシドゥクラングールはと言うと、
1999年、ズーラシアには開園当時からラー(オス)とコイ(オス)の2頭が暮らしています。
日本国内には他にアカアシドゥクラングールがいなかったため、海外の動物園でお嫁さんを探していましたが、なかなかいい相手が見つかりませんでした。
そんなラーとコイの下へ待望のメス、ワニ(紛らわしいですが個体名です)がシンガポール動物園からやって来たのが、2012年。
翌年の2013年には同じくシンガポール動物園からツバオ(メス)もやって来て、にぎやかになりました。
2013年の年末にはツバオがムー(メス)を出産しましたが、ツバオが体調を崩してしまったため、ムーは飼育員が親代わりとなって人工哺育することになりました。
2014年にはワニがショーン(オス)を出産しましたが、赤ん坊の安全を確保するため、ショーンも人工哺育をすることに。
国内では初めてのアカアシドゥクラングールの人工哺育とあって、一筋縄ではいかないすったもんだの末、なんとか2頭が無事に成長してくれました。
2015年にはワニがアーニを出産。アーニは母親のワニに育ててもらって、すくすくと成長しています。
同じ年、ツバオもサオを出産し、父親のコイと一緒に家族で過ごしています。
そして、2016年
アカアシドゥクラングールが脚光を浴びる夏がやって来たのです!
やっと次が本題!(前置きが長くなりました...)
(飼育展示係 川口)