更新日:2017.03.17ズーラシアスクール6期生 第6回
ズーラシアスクール6期生 第6回
今回は、「身近な野生動物」をテーマに学びました。
まずは、宿題の発表から。
一人ずつ、「神奈川、東京に生息している野鳥」を挙げていってもらいました。
さすが、ズーラシアスクール生!
身近な野鳥から少しマニアックな野鳥まで、ホワイトボードいっぱいに出ました。
次に、「動物」を仲間分けしてもらいました。
種類や人間との関係など、分ける基準によって、分け方も様々です。
そこから、野生動物はペットや家畜とは違うということに気づいてもらえたら嬉しいです。
傷ついた野生動物を見つけた時も、保護をすべきかどうか、見極めることが大切です。
そして、前半の最後には、傷つく野生動物を少なくするために、私たちには何ができるのか、考えてもらいました。
いろいろと意見が出ましたね。
自分にできることから、身近な野生動物のことを考えていってほしいと思います。
後半の授業では、ホンドタヌキを中心に身近な哺乳類と外来生物について学びました。
身近な哺乳類の代表として、ホンドタヌキのマサムネに協力してもらいました!
みんなから見つめられて、少し緊張しているマサムネ。
(マサムネは園内の動物病院で飼育しているため、ホンドタヌキの展示場では見られません。)
実際に見て、触って、比べてみよう!
ホンドタヌキ、ニホンアナグマ、ハクビシンのはく製を観察しながら、種ごとの特徴などを学びました。
↑後ろ姿ですが、みなさんはこの手前の動物がなにか分かりますか?
最後は外来生物について、アライグマなどを紹介しました。
外来生物とは、もともとその地域にはいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことです。
アライグマはアメリカからペットとして輸入されてきましたが、逃げ出したり、捨てられたりして日本で野生化しました。
外来生物を増やさないためにも、ペットを飼う時は最後まで責任を持って飼えるかどうか、考えるきっかけになれば良いと思います。
さあ、次回はいよいよ最後の授業!
卒業発表と卒業式です。
この半年間で学んできたことの中で、「みんなに伝えたいこと」を一人ずつ壇上で発表してもらいます。
毎年、スクール生のみなさんは個性あふれた発表をしてくれますよ。
この日は、一般公開なので保護者の方も見学可能です。
スタッフ一同、楽しみにしています!
(上田、牧野)