更新日:2017.05.20オグロワラビーのトラジャ ご帰還!
更新日:2017.05.20
オグロワラビーのトラジャ ご帰還!
昨年の12月から治療のために動物病院に入院していたオグロワラビーの「トラジャ」。
先日治療が終わり、容体も良くなったので、5月9日に無事退院してきました!
退院後のトラジャ↓
現在、「オセアニアの草原ゾーン」にあるカンガルー展示場にカンガルーやエミューと一緒に展示されています。
オグロワラビーは、オーストラリアの東の方にすんでいるカンガルーの仲間(有袋類)で、
カンガルーとの違いは、基本的には体の大きさです。
大きいカンガルーを「カンガルー」、小さいカンガルーを「ワラビー」、
そしてその中間くらいの大きさのカンガルーを「ワラルー」と呼んでいるのです!
おなかにある育児嚢と呼ばれる袋で子どもを育てるという点は同じですね。
その違いを分かりやすくするためにカンガルーと一緒に展示されています。
しかし、、、
トラジャはとても慎重で、いつも岩陰などに隠れてしまうため
私たち飼育員でも、なかなか見つけることが難しいです、、、
また、昔は数頭いたワラビーも今はトラジャ1頭になってしまいました。
広い展示場の中で1頭を探すのは大変です。
そのため、メスのカンガルーをワラビーだと思われるお客様も少なくありません、、、(ToT)/~~
トラジャはよく、観覧所から覗き込んだら見えるモートと呼ばれる崖の下にいることが多いです。
モートの岩陰や、屋根の下をよく見てみてください。
モートにいるトラジャ↓
ズーラシアを訪れた際には、カンガルー展示場にてトラジャを探してみてください!
見つけたらラッキー!くらいの気持ちで(笑)
(ただし、覗き込みすぎて落ちないように気を付けてくださいね!)
元気になったトラジャにぜひ会いに来てください!
(飼育展示係 濱田)