更新日:2017.09.01パイナップルまつりのその裏で...
パイナップルまつりのその裏で...
みなさん、こんにちは。
先日、チンパンジーのパイナップルまつりを紹介したブログをご覧になりましたか?
(ブログはこちら)
今回はその裏で奮闘したスタッフをご紹介します。
チンパンジー班の最年少飼育員。
チンパンジーたちのためにパインを切っています。
ですが、丸々一個のパインを切る機会はそうそうありません。
手際よく切っているその横に...
スマホです。
遊んでいるわけではなく、パイナップルの切り方を検索していました。笑
さすが若者。そして真面目ですね...。
ですが、結局、先輩の指導を仰ぐこととなりました。
検索しても、チンパンジー用のパイナップルの切り方はありませんからね。
同期同士で大量にあったパインを捌いていきます。
わたしは、後ろから二人の勇姿を撮影するのみ...
スマホ、先輩の助言、同期愛によって...
おいしそうに出来上がりました。
全頭がまんべんなく食べることができるように細かく切っただけですが...
そして、パイナップルまつりを楽しみにしているのはチンパンジーだけではなくお客さんも。
待ち構えるお客さんを前にパインをいろんなところにまく飼育員たち。
そうこうしている間に、ガイドの時間が近づき...
最年少飼育員はルンルンとガイドの準備です。
きっと面白いガイドをしてくれることでしょう。
夏休み、ということもあり、わんさかお客さんが来てくれました。
ガイドをする飼育員がどこにいるのやら...(左端にいますが...)
イベントの様子を写真に収めようとするのはお客さんだけではありません。
飼育員も頑張って撮影します。
うっすら、手前の方があきらめてる気がしますが...。笑
こうやって飼育員が裏で頑張っているからこそ、動物たちのイベントが開催され、
そのイベントを楽しみにしてくれているみなさんがいることで成り立っています。
この毎月第二土曜日に開催される「チンパンジーに旬のおやつをプレゼント」は
ご支援いただいているみなさんからのアニマルペアレントという寄付によって開催できています。
そして、動物の写真を期待していた方々には申し訳ありません。
今回のブログに人間以外の動物が登場しないにも関わらず、
最後まで読んでくださりありがとうございました。
最後に...
動物園では動物だけではなく、飼育員も見えないところで頑張っています
と一言、添えさせていただきます。
飼育展示係 ナカジマ