更新日:2018.07.09チーラン☆★
チーラン☆★
みなさまこんにちは!
今日はチーターラン(略してチーラン)の様子を
みなさまにお伝えいたします。
チーターラン公開練習は不定期で行っておりますが
今年度に入ってから5月、6月と1回ずつ実施しました。
さて!みなさん、チーターといえばどんなイメージがありますか?
足の速い動物というイメージがあるのではないでしょうか。
その通り。
チーターはまさに地上最速のハンター!
シャキーン☆(よだれが出ていますが...ハクナマタタ。)
チーターは陸上で最も速く走る動物で、
その速さはなんと最高時速 約100km以上!!!
100mを約3~4秒で走ることができるんです。
人間の最高時速は理論上での限界は64kmなので
本当にチーターが速いということがお分かり頂けるかと思います。
ちなみにジャマイカの元陸上選手 ウサイン・ボルト選手は
最高時速45km、100m 9秒58!!!
チーターに比べたら確かに劣りますが、いやはやそれでも速い...。
人類最速のウサイン・ボルト選手でも敵わないとはさすがはチーター。
そんな速く走るチーターですが、
スピードに特化した体のつくりをしているため、
他のネコ科の動物に比べ体も頭も小さく、
細く長くしなやかな脚と体をしています。
体重は30~50kg程度しかありません。
ズーラシアのチーターランで活躍する、
サハラ(メス)の体重は35kgです。
ジルコ(オス)は50kgですので、雌雄で少し差があります。
上記のことから、チーターは持久力はあまりなく
速いスピードで走ることの出来る距離は約200~500mです。
↑ チーターランが始まるまで、
バックヤードでスタンバイするサハラ。
実際にルアー(疑似餌)を動かすと、
野生の本能がむき出しになるサハラ。
とてもスピーディーな走りをご覧いただけます。
1枚ラクダ担当のお兄さんが混じっておりますが...(笑)
チーターと比較するために、前座で走ってもらいました。
※チーターに追われて一緒に走ったわけではないですよ
ラクダのお兄さんありがとう!会いたい方はラクダライドへどうぞ!
一般的にネコ科の動物は爪を出したり引っ込めたりできますが、
チーターは爪が完全に引っ込むことがありません。
なぜなら、速く走るためにこの爪がスパイクの役割をしているんです。
そのため、急激な加速と減速をすることができます。
チーターは、
約3秒で時速100kmに達し、
約4秒で時速100kmから急激に減速する能力があります!
スピーディーな走りだけではなく、加速・減速も注目ポイントです。
↑ 写真では少し分かりづらいですね。
↑ でも大丈夫!個別展示場のチーターは
このようにガラス前で休んでいることが多いので
爪の観察をするにはおすすめです!
ぜひ、混合展示場だけではなく個別展示場もご覧ください!
さて、以上のことからチーターランは
一瞬でチーターが走り抜けて一瞬でゴールします!
チーターの特性ですので予めご了承くださいませ。
とても生き生きとした様子でサハラは走ります。
最後に担当者から肉をもらって終了。
サハラ、おつかれさま!
バックヤードに戻るとこんな感じです。
ちなみにチーターの休憩スタイルは
頭をあげたままです。
↑ 少し見づらいですが、
わたしが実際にアフリカに行ったときに見た、野生のチーターの写真です。
頭をしっかりとあげていますよね。
常に周りを警戒しているので、このような態勢をとります。
ぜひ、チーターを観察する際は
頭や爪など、いろいろなところに注目して
じっくりと観察してみてください!
次回のチーターラン実施予定日は未定です。
また最新情報はズーラシアのHPでお知らせいたします。
ライオン担当(チーターサブ担当)
鈴木 ゆきこ