更新日:2018.07.25チベットモンキーの夏
更新日:2018.07.25
チベットモンキーの夏
みなさんこんにちは!!
先日「キノボリカンガルーの夏」を書きましたが、今回の主役はチベットモンキーたちです。
チベットモンキーは中国中東部の山岳地帯に生息するサルです。
ズーラシアでは2頭のチベットモンキーを飼育していますので、ご紹介しましょう。
まずはメスの「ワカメ」、今年24歳です。
そしてオスの「イルミ」、今年で22歳です。
24歳、22歳と聞くと若い!と思ってしまいますが、飼育下の寿命が約30年なので2頭ともまぁまぁいいお歳です。
さぁ、チベットモンキーたちは夏の暑さはどうなのかというと。。。。やはり今年のこの暑さはかなり体にこたえるようで
ワカメは比較的元気ですが、後ろのイルミはというと
少しでも涼しさを求め、水飲みの箱に手をつけています。
この写真を見るだけでも暑さが伝わってきますよね。
そこで少しでも涼しくなるように、みなさんからは見えないところに扇風機を置いてみたり
私たちと同じように熱中症になってしまうといけないので、獣医から電解質の粉(私たちがよく飲むスポーツドリンクの粉と同じようなものです)をもらい、それを水で薄めて氷にしたものを与えることにしました。
氷はやはり冷たくて好きなようで、イルミに渡すと
器用に受け取り口の中へ入れます。
イルミはそのままボリボリ噛んで食べますが、ワカメは口の中から何度も出しては舐めて戻してを繰り返します。
氷をみて思わず舌が出ていますね。
氷を食べた後は2頭ともほてった体が少し冷えるようで元気になります。
私たちも暑い日には冷たいものが美味しいように、チベットモンキーたちもやはり冷たいものが美味しいようです。
みなさまも冷たいものの食べ過ぎ、飲み過ぎには気を付けて、暑い日を乗り切りましょう!
チベットモンキー担当 坂上