更新日:2018.11.09ハロウィンだぞう
ハロウィンだぞう
ハッピーハロウィン☆
みなさんは仮装したり、お菓子を食べたりしましたか?
ズーラシアではハロウィン直前の土日にイベントを行いました。
今回はイベントでゾウ達にプレゼントしたカボチャの行く末をご紹介したいと思います。
イベント前日までに飼育員は準備を楽しんでいました。
一生懸命カボチャの中身をくり抜きます。
そして4つのカボチャにそれぞれ顔を彫ってみました。
久々の彫刻刀。カボチャはスイスイ彫れました。
ラスクマル(オス、28才)とシュリー(メス、23才)、それぞれに1日ひとつずつ、2日間イベントは行われます。
イベント当日。
カボチャの中に秋の果物、梨、柿、ぶどうを詰めて飾り付け。
まずはラスクマル。
展示場にセットして扉が開くと、カボチャに向かって一直線。
まずは中身を確認して、ぶどうをひと房そのまま口に運びます。
そのあとパクパクと柿、梨を食べてしまいました。
鼻をカボチャの中に差し込んで、掃除機のように吸って中身を完食し、
ようやくカボチャ!と思いきや...
ちょこっと踏んで潰れたカボチャは食べることなく、放置...
リンゴやニンジンの入っている給餌器の方に行ってしまいました。
その後もカボチャはほぼ手つかず。
どうやらラスクマルはカボチャが嫌いみたいです。
一方シュリー側の展示場にも上手にセットして
飼育員と一緒にるんるんでカボチャの前にやってきて、特別ガイドに集まってくださったお客様にご挨拶するシュリー。
鼻がカボチャの方にだんだんと伸びて早く食べたい様子!
中身のにおいを嗅いでから、いきなり踏みつぶしにいきました。
鼻を器用に使ってカボチャを細かくしながら一番に食べ始めました。
シュリーは柿や梨よりもカボチャの方が好きなようです。
いつもはラスクマルと比べるとゆっくり餌を食べているシュリーですが、ハロウィンのプレゼントは好きなものばかりだったようで、どんどん口に運んであっという間に食べ終えてしまいました。
さて、しばらく放置されたラスクマルのカボチャは、もう食べないと判断し、
シュリーが美味しくいただきました!!
ゾウ達は目の前の食べ物を何でも食べるわけではなく、個体によって好き嫌いもしっかりとあることが今回のイベントでよくわかりました。
そしてこの日はハロウィン特別ガイドを聞いてくださったお客様にもプレゼントを用意していました。
ハロウィン仕様の飴をもらえたお客様はラッキーでした!
ガイドとともに良い思い出になっていただければ嬉しいです。
冬はイベントが続きます!
ゾウ達のいつもとは少し違う一面が見られるかもしれないので、ぜひ遊びに来てください!
【飼育展示係 くわばら】