更新日:2019.02.01箱入リカオン
箱入リカオン
みなさま、お久しぶりです。
年が明けてだいぶ経ちましたが・・・
本年もリカオンたちをどうぞよろしくお願いいたします!
さて今回のブログは、
箱入リカオン
~私が個人的に可愛いと思った写真~
をお届けします。
リカオンの寝室には、秋から春にかけて寒さ対策とふかふかの所で休めるように、ワラ入りのフネ(プラスチック製の緑の箱)を置いています。(冬季は暖房も使用しています)
これが日常よく見る光景。フネの中で寄り添っていることが多いです。
1頭だとゆったりのびのび。無防備な寝顔をみてると添い寝したくなってきます。できませんが・・・
4頭一緒だと窮屈そうに見えますが、リカオンたちは満更でもなさそう。
4頭グループの部屋には2つのフネを置いているのですが、こんな別れ方になることも。
なぜか小さい方に3頭入っているところが私的可愛いポイントです!!!
2頭がぴったりくっついて寝ていると箱入りのお菓子のように見えませんか?
エース(後)の前足が、サボ(前)の首元にきていてカップルっぽく見えますが、どちらもオスです。
他の飼育員から、エースは嫉妬心強そう、といわれました(^^;)
サボ(右)の後ろ足が、エース(左)のお腹に乗ってたり
サボ(後)の前足が、エース(前)の顔にかかってたり
イブ(下)がトミー(上)の肘置きになってたり・・・
リカオンは重なるのが好きなようで、他個体の上にわざわざ乗って休んでいることが多いのですが、それはフネの中でも同じみたいですね(^0^)
ゴウがフネで休んでいると息子たちがやってきて、もともと写真奥の段の上に置いていたフネを動かしてしまいました。
斜めになったフネの中でも動じず休み続けるゴウをみて、父の懐の深さに関心しました。
もちろん、毎回フネに入るわけではありません。
フネの外にワラが出てしまったときは、ワラの上で休んだり
空っぽのフネで休んだりもします。
朝には、こんな風にひっくり返っていることも・・・
ワラの散らかし具合によっては掃除が大変になることもありますが、痕跡を見てリカオンが夜どんな風に過ごしていたのか推測することも楽しいですし、夜も楽しく過ごしてくれているのであれば、掃除が大変なことはそんなに嫌なことではないかなあと思います。
ウンコを踏みつけて走りまわった後の掃除はちょっとテンションが下がりますが・・・(苦笑)
私おすすめの箱入リカオンはいかがでしたか?
基本的にフネは寝室で使用していますが、機会があれば展示場に置いて、みなさまにも生で箱入リカオンを見ていただきたいと思っています。
飼育展示係 石田マナ