更新日:2019.03.19雌雄判別
更新日:2019.03.19
雌雄判別
2月22日に生まれたゴールデンターキンの赤ちゃん。このブログを読んでいる皆様におかれましては、すでに記者発表資料やSNS,先のブログ等でこの個体がオスであることはご存知でしょう。
では、なぜオスだと判ったのか。
おとなのターキンであれば、非常にわかりやすいです。オスはその名の通りゴールデン、メスはベージュ~褐色です。体格も異なり、オスの方が大きいです。
しかし、生後しばらくの間は、オスもメスも毛色は同じです。たてがみと四肢が特に濃い暗褐色。
一見しただけでは雌雄が分かりません。
ではどうするかというと、尿がどこから出るかで判別します。
メスです。お尻の方から尿が出ます。
オスです。少し見えにくいですが、腹部側から尿が出ます。
このように尿が出る場所で判別するのですが、生まれたばかりの数日はおとなと排尿姿勢が異なるようなので、生後2週間ほどはじっくりと観察をしつつ、偶々排尿時を見ることができるまで腰を据えて待つ。つもりでした。
が。
生後5日齢。何気なくカメラを向けていると、横臥して腹部を舐め始めました。
あっ!!!
は...生えとる!!!!
...ということで、思いのほかあっさりと雌雄判別ができてしまいました。
ただ、横臥だともしかしたら後ろの方まで見えすぎているかもしれな...
はい犬座で見えてますので間違いないです。確定。
...前半の泌尿場所の説明がほぼ無駄になっていますが、まあ、世の中そんなもんです。
飼育展示係 太田真琴