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雌雄判別の写真

更新日:2019.03.19雌雄判別

更新日:2019.03.19

雌雄判別

2月22日に生まれたゴールデンターキンの赤ちゃん。このブログを読んでいる皆様におかれましては、すでに記者発表資料やSNS,先のブログ等でこの個体がオスであることはご存知でしょう。

では、なぜオスだと判ったのか。

DSC_5800.jpg

おとなのターキンであれば、非常にわかりやすいです。オスはその名の通りゴールデン、メスはベージュ~褐色です。体格も異なり、オスの方が大きいです。

しかし、生後しばらくの間は、オスもメスも毛色は同じです。たてがみと四肢が特に濃い暗褐色。

DSC_2817.jpg

一見しただけでは雌雄が分かりません。

ではどうするかというと、尿がどこから出るかで判別します。

 

DSC_5587.jpg

メスです。お尻の方から尿が出ます。

 

DSC_5881.jpg

オスです。少し見えにくいですが、腹部側から尿が出ます。

 

このように尿が出る場所で判別するのですが、生まれたばかりの数日はおとなと排尿姿勢が異なるようなので、生後2週間ほどはじっくりと観察をしつつ、偶々排尿時を見ることができるまで腰を据えて待つ。つもりでした。

が。

生後5日齢。何気なくカメラを向けていると、横臥して腹部を舐め始めました。

DSC_3347.jpg

あっ!!!

DSC_3357.jpg

は...生えとる!!!!

...ということで、思いのほかあっさりと雌雄判別ができてしまいました。

ただ、横臥だともしかしたら後ろの方まで見えすぎているかもしれな...

DSC_5577-2.jpg

はい犬座で見えてますので間違いないです。確定。

 

...前半の泌尿場所の説明がほぼ無駄になっていますが、まあ、世の中そんなもんです。

 

 

飼育展示係 太田真琴