更新日:2019.09.21どうやって使うのかな?
どうやって使うのかな?
すっかり涼しくなって、秋を感じられるようになってきましたね。
ぱかぱか広場のDIYシリーズ最終回。
前回までの内容はこちらを(なにができるかな? part1, part2)
さて、突如モルモットの部屋に登場した謎の箱。
初めは見慣れない巨大物体に警戒していたのですが、
すぐに好奇心旺盛なモルモットは動き出します。
中に入ってみたり、
出てきてみたり、
落ち着いてみたり?
やはりモルモットにとって暗くて、狭く、天井がある場所は、天敵から襲われにくくなるので安心するようです。もちろんこれだけの為に手間暇かけて作った訳ではありません。
それでは、この箱は、
どうやって使うのかな?
少しばかり準備が必要です。
前回紹介した容器に水を張り、巨大な氷を作ります。
ぱかぱか広場には大きな冷凍庫がないので、動物園内の動物のエサを冷凍している巨大冷凍庫の一角を借りてこの氷を作ります。
蓋を開けて、箱の内部に氷をセットします。エサもね!
氷の容器の下にトレーを入れます。これがないと結露で部屋中ビチャビチャになってしまいます。
蓋を閉めたら、
蓋の上にもウッドチップと稲わらを敷き、牧草をつけます。
さらに、その上にも大きめの台を置き、同じように用意します。
わかりにくいのですが、左側にはスロープがあります。
これでモルモットマンションの完成!
この箱を使えば・・・
1. 箱の中は暑い日でも涼しく過ごすことができます!
(大きな氷を中心まで凍らせておけば翌朝にも氷が残っています!)
2. モルモットの1頭当たりのスペースが広くなります!
3. モルモットの安心できるスペースが広がります!
4. 台の上り下りで適度な運動に!?
5. 冬は外からの冷気を遮って、温かい部屋になります(きっと・・・)
ここからは、このモルモットマンションをどのように使うのか様子を見たときのことをお伝えします。
1階は、涼しいこともあって大盛況!!
外のモルモットもちらほらいる程度。
なんと40頭ぐらいのモルモットが1階部分に入っていることが予想されます。
しかし!2階、3階にはほとんどモルモットがいません。これでは、折角モルモット1頭当たりのスペースが広くなるようにした意味がありません。外は暑いし、警戒心の強いモルモットにとって慣れない場所は、あまり好まれなかったようです。
そこで、
キャベツを2階、3階部分に撒いておきました。
しばらくして様子を見に行くと・・・
2階、3階が大盛況!
満員電車状態になっていました。
キャベツがなくなった後も何頭かのモルモットは上のフロアを活用してくれていました。
何度か安全であることやいいことがあるということを経験することで、モルモットの警戒心も薄れていきます。今ではすっかり2階、3階をお気に入りのスポットにしてくれているモルモットも増えてきました。
ブログを書いているうちに暑い夏が終わってしまったので、今では氷を入れていませんが、2階フロアを活用できるようにしています。
動物の特性を考えながら工作するのはやっぱり楽しい!
これからも色んなものを作っていきたいと思います!
ぱかぱか広場 北川健史