更新日:2019.11.10新しい仲間!
新しい仲間!
去る10月29日の休園日。カンムリシロムクの展示場に新しい仲間がやってきました。
もしかしたらこの展示場をよくよく見てくださっているお客様は変化に気づいているかもしれません!
そうです、オオミカドバトがなんだかバタバタしているのです・・・
カンムリシロムクの展示場にはカンムリシロムクが2羽とオオミカドバトが1羽、仲良く暮らしていました。
カンムリシロムクはオス、オオミカドバトはメスでとても仲良く、隣り合わせで休んでいたり、一緒に行動したりするところをよく目にしていました。
このメスのオオミカドバトはほとんどバタバタとすることもなく、展示場で私が作業していても興味深そうに眺めているだけで、落ち着いていました。
ある日、新しく止まり木をつけると、すぐに止まり心地を確かめていました。
その止まり木に向けてヒーターを設置すると、しっかりと活用していました!
そんなズーラシアにすっかり馴染んでいたオオミカドバトですが、この度、繁殖センターにいる個体と交換し、繁殖を試みることになりました。
繁殖センターでも落ち着いて元気に過ごしてくれたらいいなと願っています☆
そしてメスと交換で新しくズーラシアにやってきたのはまだ3歳の若いオスです。
今までお客様の目にはほとんど触れてこなかった為、パニックにならないか心配していましたが、開園初日は驚いていたものの、翌日には慣れたようでお客様がたくさん来ても落ち着いていました。
同居しているカンムリシロムクはオオミカドバトを展示場内に放ってしばらくすると、シロムクの方からオオミカドバトの近くの止まり木にいって挨拶しているようでした。
しかし、まだ慣れないのが職員による掃除とエサ替え作業です。
展示場内に職員が入って作業するので、バタバタと飛び回ってしまいます。
柵につかまるオオミカドバト。
作業中は突然飛んで柵につかまったりするので、お客様を驚かせてしまうことも・・・
まだまだズーラシアに来て日が浅いので、徐々に私にも慣れてくれれば良いなと思っています。
飛んだり、柵につかまる様子が見られるのは今だけかもしれないので、ぜひこの機会に新しい仲間を観察しに来てください!
【飼育展示係 くわばら】