更新日:2019.11.12プクの成長
プクの成長
モイが生まれて4頭となったアカアシドゥクラングールのコイ達の群れ。
今までに群れの中で3頭の出産・子育てをしてきたコイとツバオにとっては見慣れた光景でしたが、2歳になるメスのプクにとっては、自分より小さい赤ちゃんを見るのは初めて!
また、つい先程までは自分がお母さんを独占できていたのに、いきなり現れた赤ちゃんにポジションを取られてしまい、初日は何が何だか分からないといった様子でした。
しかし次の日からは、とにかくモイが気になって気になって仕方がないようで、
そ~っと近づいていっては様子をうかがい、
モイもそんなプクが気になるようで、目で追っていました。
先程から写真の下に写っているグレーの頭が、プクです(笑)
ツバオの後ろからチャンスをうかがい・・・(笑)
そしてモイが生まれてからちょうど1週間後。
プクが抱っこしていました!!
母親以外の群れのメスが赤ちゃんを抱っこすることはよくあるのですが、プクが抱っこするのはもう少し先かと思っていたので、びっくりしました!
ツバオもプクが抱っこしていても特に気にする様子はなく、任せているようです。
しかし私が近づくと、すぐさまやってきてモイを連れていってしまいます・・・(^_^;)
この日から、プクがモイを抱っこしている姿が頻繁に見られるようになりました(^^)
プクは自分と同じ群れの中に赤ちゃんがいるのは初めてなので、当然抱っこをしたこともありません。
しかし、なぜかはじめから抱っこが上手だったプク。
去年、ちょうどプクと同じ2歳で初めて赤ちゃんを抱っこしたフランソワルトンのトントンは、
こんな感じで、抱っこされているモカも安定しないようでピーピー騒ぎ、トントン自身もどうしていいのかわからず私に助けを求めてくる始末でした(^^;)
プクに抱っこされている時、モイは安心しているようで騒ぐこともありません。
展示場でもプクが抱いていることがありますので、運が良ければこんな微笑ましい姿がご覧になれるかも!?
【飼育展示係 久保田】