子トラの成長記録・・・その㉙

隣には母親。通路を挟んだ場所には父親がいる環境。

隔離された場所で、1頭で飼育されている時より、良い環境になったのでは？と、思う方も多いかも知れません。

が、しかし、現実は過酷なんですよ・・・((+_+))

12月の休園日。この日は天気も良く、比較的暖かい日でした。朝のエサも、与えると、いつもの様に食べ始めていました('◇')ゞ

サブ運動場には、自らなかなか出ないので、これまで通りサブ運動場から、呼ぶことにしました。

これまでは、呼べばほぼ確実に出て来ていたのですが、この日は様子が違っていました・・・

なんと、威嚇しています( 一一)

その後も、躊躇していてなかなか出てきません・・・((+_+))

そして、再び威嚇です( ﾟДﾟ)

分かりますか？？

私に威嚇しているのであれば、正面からの写真になりますよね？

でも子トラは、斜めを向いて威嚇しています。

その視線の先には？？？

お母さんのデルが、子を威嚇していたのです((+_+))　　子トラの数十倍の迫力で・・・(*_*)

これまで、デルは展示場に出ていたので、この様なシチュエーションは初めてでした。

休園日で、サブ運動場に残っていたので、この様な2頭の関係が確認できたのでした。

あるサファリの知人から聞いた事を思い出しました。

「メスのおとなとは一緒に出来ません。食い殺してしまいます。ある程度年をとった、オスと一緒にしています」

なるほど。そんな感じですね。この2頭も・・・((+_+))

子トラはまた一つ、経験をしました。

飼育展示係

石和田　研二

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