更新日:2020.08.07カンムリセイランひなっこ成長記 ♯2
カンムリセイランひなっこ成長記 ♯2
みなさま、こんにちは!
ようやく梅雨が明けましたね!!夏本番です!
6月15日に孵化したヒナの成長記第2弾です。(第1弾はこちら)
※残念ながらヒナは1羽になってしまいましたが、かわいらしい瞬間や出来事を写真におさめて記録していましたので、しばらくは2羽と母親の過ごした時間を成長の様子とともにご紹介します。
ヒナが巣台から自ら降りてくることを巣立ちといいます。
巣立ちと聞くと飛び立ってしまうような気がしますが、それは鳥の種類によります。カンムリセイランの場合は孵化して1日ほどで巣立ち、その後母親と行動を共にします。
6月15日生まれのヒナも正確には巣立ちをして姿を確認した日が6月15日ということになります。
巣立ち3日目の朝。
ヒナが水を飲んでいます。前日は母親のくちばしについた水をもらっていましたが、自力でしっかりと飲んでいました。
体は小さいけれど、しっかり立っていてたくましいですね!!
巣立ち5日目。ヒナにとっては初めての雨。
展示場には屋根がありますが、屋内のように完全な屋根ではないのでところどころ雨も吹き込みます。母親は「ここはぬれない。」という場所をしっかりと把握しているようで、寝る時はぬれないところでヒナたちをお腹の下に入れて座っていました。
起きているときのヒナたちは雨など関係なく母親にくっついて元気いっぱいに展示場内をうろうろ。
ずっと観察していると・・・
なにやら上を見ている母。
!?!?
母親が木の上に。
ヒナたちは突然母親が消えてきょとんとしているように見えます。
カンムリセイランは、休む時や夜間寝る時は木の上ですが、ヒナが生まれてから母親はお腹の下にヒナを入れて地面で休んでいます。
そろそろ木の上で休みたくなってしまったのでしょうか?
でもさすがにまだ早かったよ~お母さん・・・
そんなヒナを見て母親は我に返ったのか、すぐにヒナたちのもとへ飛び降りました。
お母さんが帰ってきてホッとした様子のヒナたちでした!
【飼育展示係 くわばら】